NPOこうけん第3回セミナー
「認知症の人と家族の会」岡山県支部代表の妻井講師は
このセミナーで
「認知症は長寿という幸福な現代社会の影」と話し、生活する上で
記憶の障害、時間や空間の認識障害、状況判断の障害、慣れているはずの作業ができなくなる実行機能障害、意思を伝える言葉や文章が使いづらくなるコミュニケーション障害などが現れると指摘した。
さらに、「身近な人が変わる姿を見て、家族も精神的なショックを受ける。
認知症は家族全体の病気でもある」とした上で、社会福祉事務所や地域包括支援センター、警察などの関係機関の連携による「見守り」「サポート」体制構築の必要性や成年後見制度、介護保険制度、地域福祉権利擁護事業といった支援制度の利用を呼び掛けた。
山陽新聞報道から